[H29.5.23(火)開催]平成29年度第1回ICT利活用講演会を開催しました

 

​IoTに関する講演会(14:45~16:15)

  演題 「IoTの進展がもたらす近未来」

  講師 井下田 久幸 氏 (ドルフィア株式会社代表取締役)

          (講演される井下田氏)

 井下田氏はまず冒頭で次の2点を話されました。

1.先入観をなくすこと

2.未来は基本的に読めない。だが未来をつくる人たちがいる

 講演の要旨は、以下箇条書きにまとめています。最新先端技術から経営哲学まで

お話しいただきました。

 

◎IoTの先進事例を映像・動画を用いて数点紹介…ビジネス革新の可能性

 〇自販機にカメラを設置し、年代を特定し、お勧めジュースを示す(売上1.5倍)

 〇建機の予防保守→お客の業務が止まらないメリットあり(トータルコスト削減)

 〇Hapifork(フォークにセンサー)、スマートハンガー(いいねみたいなもの)

  学習型サーモスタット(電気使用のピークをなくす)

◎お勧めの事例(顔認証や動線管理)を紹介

 顔認証 〇怪しい人の入店を認識する→年寄りの外出を管理でき、意外とマンションで人気

     〇店員のホスピタリティ向上に

 動線管理〇売る側の観察に役立つ(売れる人は店の真ん中に立ち、隅々まで動く)

     〇買わなかった人の買わなかった理由を分析する

     〇インフルエンサー(口コミ発信源者)の発見

◎ICTはコストの削減のためのツールから価値創造のツールへと進化している

◎得られたデータをどう活かすかが大事

◎現在の日本は人口減少時代に突入した

 ⇒限られた人で価値をうみだす時代…ICTは満足を提供すること

◎ある学園祭で100円のペンを売ろうとした→なかなか学園祭では売れない

 そのような中で500円で売るには?→学生は「買ってくれたら2本を恵まれない

 国にプレゼントする」という名目で売り出したら売れた…価値をつけることが大事

◎世の中は個と個のビジネスモデルの時代

 →〇会社に「個」をはめる時代(ユニバーサル、タレントマネジメント)

  〇個が動的につながる時代(テレワーク、ダブルワーク)

◎ユニバーサルな人材交流も必要

◎「人を輝かせるビジネスクリエータ」でありたい

 …ビッグデータ、テレワーク、タレントマネジメント

 →ICTを、合理化の手段としてではなく、人に活かすものと考える

◎人生設計を何年で試算するか→今までの考えでは成り立たない

◎成功者は決断が速く、失敗者は変更が速い→5年後の自分に感謝される判断をする

◎The only constant is change!(唯一変わらないものは、変化)

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対談(16:20~16:50)

  対談者 井下田 久幸 氏 (ドルフィア株式会社代表取締役)

      森本 貴彦 氏(佐賀新聞社編集局次長 兼 メディアコンテンツ室長 兼 論説委員)

   (対談をされる井下田氏(写真右)と森本氏(写真左))

(森本氏)ICTは合理化の手段ではなく、価値を創造するもの→人を幸せにするもの

     とてもヒントになった。我々はマスコミだが、マスという時代ではない

     →個と個のビジネスだ

(井下田氏)オフィスがなくなる時代。必要なところに必要な人がいる時代。

(森本氏)テレワークの具体例は?

(井下田氏)自分の業界では無理という人が多い。でも、営業でもできる。(iPadを利用した例を紹介)

(森本氏)ICTを制する者が世界の流れをつくっていくのかなと思うが、地方においての先進事例は?

(井下田氏)地方は空が見える。のびやか。農業が大事。いいモデルを作りやすい環境が農業にある。

(森本氏)農業や漁業でドローンを用いている例がある。

(井下田氏)私は研究所時代に、植物工場の研究をさせていた。

(森本氏)会場からの質問で、これから先端技術の研究に励む高校生や大学生に期待するものは?

(井下田氏)自分の志に気付いてほしい。ぶれない心。自分を見失わないように。

(森本氏)どのようなサイバー攻撃が起こるのかという質問。

(井下田氏)以前は愉快犯が多かったが、現在は特定の企業を狙っている。

(森本氏)動画にもあった顔認証システムは、現在導入されているかという質問。

(井下田氏)公共施設ではできない。グレーなゾーンでやっている。仕入れた情報をグループ企業

      などの第三者に渡すとグレー。しない方がいい。

 

 

 

 

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